漂白剤の上手な選び方は?
市販の漂白剤には酸素の力で色素を破壊する酸化型と、酸素を奪って色素を破壊する還元型に分かれ、酸化型には塩素系と酸素系漂白剤があります。塩素系は白物専用で、ウールやシルク、ナイロン、ポリウレタンには使用できません。酸素系は色柄物にも使用でき、特に液体型がお勧め。還元漂白剤は白物専用で、水洗いできる全ての繊維に使用できます。ただし、塩素系漂白剤と酸性の洗剤は混ぜて使用しないなど、漂白剤の注意書きと衣類の絵表示を確認するなど、取り扱いには十分注意してください。
クリーニング店は汚れを落とすプロの店ですが、利用する側にも最低限の知識は必要。
クリーニング店に行くときは、利用者としてのマナーとルールを守り、大切な衣類を気持ちよく仕上げてもらいましょう。
「家の近くだから」「料金が安いから」「仕上がりが上手だから」などクリーニング店を選ぶポイントは人によって違うもの。
大切な衣類を預けるクリーニング店は妥協せず、信頼のおける店を選びたいものです。
春には春の、冬には冬の装いを楽しむのは四季のある日本ならでは。
お気に入りの洋服が次のシーズンにも気持ちよく着られるよう、正しい保管方法を覚えておきましょう。
市販の漂白剤には酸素の力で色素を破壊する酸化型と、酸素を奪って色素を破壊する還元型に分かれ、酸化型には塩素系と酸素系漂白剤があります。塩素系は白物専用で、ウールやシルク、ナイロン、ポリウレタンには使用できません。酸素系は色柄物にも使用でき、特に液体型がお勧め。還元漂白剤は白物専用で、水洗いできる全ての繊維に使用できます。ただし、塩素系漂白剤と酸性の洗剤は混ぜて使用しないなど、漂白剤の注意書きと衣類の絵表示を確認するなど、取り扱いには十分注意してください。
アイロンがけが苦手で、日常的な衣類までクリーニングを利用する人も少なくありません。アイロンがけの上達の秘訣は練習以外にありませんが、いくつかの基本を守り、アイロン上手になりましょう。
(1)アイロンはスチームとドライを使い分ける(2)ワイシャツやブラウス、スカーフなどの薄手のものは半乾きの状態でかける(3)取り扱い絵表示を確認し、テカリが出やすい衣類はあて布をする(4)シャツは衿、袖口、前立てなど細かい部分を先にかける(5)シャツの前立ては縫い目を引っ張りながらアイロンで押さえるようにかける(6)丸みのあるものはバスタオルを丸めて中に入れてかける(7)熱や湿気をしっかり取ってからたたむ。また、汚れたままの衣類にアイロンで熱を加えると、汚れが落ちにくくなりますので、注意してください。
洗濯時のスレや絡まりから衣類を守る洗濯ネット。ボタンやビーズなどの飾りを守る、糸くずやゴミの付着を防ぐ、型崩れ防止など、さまざまな効果があり、形やサイズも用途に合わせて販売されています。ただし、ネットに入れると通常より汚れ落ちは悪くなり、シワが付きやすいなどのデメリットもありますので、ネットに入れる場合は(1)ホックやファスナーを締める(2)プリントや刺繍、飾り付きの衣類は裏返して入れる(3)汚れの部分が外側になるようにたたんで入れる(4)入れ過ぎない、などの注意点を守り、効果的に利用しましょう。
ドライクリーニングは水を使わず有機溶剤で汚れを落とす洗濯方法のこと。ドライコースのある家庭用洗濯機でも実際は水を多量に使うため、本来のドライクリーニングとは異なります。水を含むと縮みやすいウールやレーヨン、シルク、キュプラなどの素材は家庭用洗濯機のドライコースでも型崩れや縮みなどを起こすことがありますので、大切なおしゃれ着はクリーニング店を利用しましょう。
汚れがひどい衣類をゴシゴシと強く洗ったり、洗濯時間を長くすると汚れが落ちると思われがちですが、同じ洗濯液で長く洗うと汚れが再付着することもあり、お勧めできません。洗濯時間は10分以内を目安に、汚れがひどいものは部分洗いや付け置き洗いをし、洗う衣類にあった洗濯時間を設定しましょう。
汚れを落とす力に差はありませんが、粉末洗剤はぬるま湯でよく溶かして使わなければ、石鹸カスが発生しやすく、黄ばみの原因になります。液体か粉末かを選ぶ前に、知っておきたいのは洗剤の種類と特徴。綿や麻、合成繊維には弱アルカリ性、ウールやシルクなどデリケートな衣類には中性を選び、さらに淡い色や生成りの衣類には無蛍光洗剤を選ぶといいでしょう。
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